【40代遠距離介護】父の拒否で支援がストップ。整った制度も心が拒めば意味がない

介護と心の記録

たとえば当時、我が家では週に1回ほど
お掃除にヘルパーさんを入れる予定になっていました。

目的は「掃除」ではなく、
両親の様子をそばで見て、何か異変があれば私に知らせてもらえるようにすること。

けれど、その話を父にしたところ――

「なんで週1回も掃除に来てもらう必要があるんだ!俺が全部やってるのに!」

と、予想以上の怒りを見せたのです。

私にしてみれば、「これは見守りの意味も含めた支援」だったのですが、
父には「自分の無力さを責められている」と感じられたのかもしれません。

そんなふうに、たとえ制度が整っても、
そこにいる人の気持ちが追いついていなければ、介護は簡単には前に進めない。

痛感した出来事でした。

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