静かすぎた別れと、色が教えてくれた心の声

介護と心の記録

その日、 
父はもう――電話には出ませんでした…

「 何かがおかしい。 」

そう思いながらも、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ。
けれど、胸の奥では、何かが静かに起きている、、
そんな、なんとも言えない胸騒ぎがおきていたのを、
私は今でも覚えています。

そして、それは突然やってきました。

早朝、新幹線に乗り実家に向かい
フワフワとなんとも言えない気持ちで
辿りつきました。

半分わかっていて、半分信じたくない
そんな気持ちのまま….


しかし父はすでに、
ひとりで旅立っていたのです。

あまりにも突然で、あまりにも静かで。

涙すら、すぐには出てきませんでした。
なんとんもいえない感情が湧き出てきました。

後悔、悲しみ、喪失感。

ーーーー

それから数週間、
ふと足を運んだカラーセラピーのセッション。

私の目に、強烈に飛び込んできたのが「オレンジ」と「クリア」のボトルでした。

(↓) その時に選んだボトルの意味を、詳しく綴った記事はこちら!

そして今、あのときを振り返って思うは、

「 色は、私の心の声を代弁してくれていた 」と。

私は“生きることを楽しむ”ことを忘れていた。
“新しく始める”ことを、どこかで恐れていた。

でも、
色はそれを優しく指し示してくれました。

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