【40代娘母の介護記録①】母の異変を感じたあの日

介護と心の記録

今回の滞在は4日間。
限られた時間のなかで、何から手をつければいいのか、戸惑うばかりでした。

このときはまだ、「地域包括支援センター」や「ケアマネージャー」などの
存在も知らず、右も左もわからない状態。

「病気?だとしたら何の病気?何科に行けばいいの?」

まずは、母がいつもかかっている内科を訪ねることにしました。
幸い、両親とも何十年もお世話になっている地元の病院。

母の最近の様子を説明したところ、最初に疑われたのは「うつ病」などの精神的な疾患でした。
しかし念のため、認知症を診てもらえる近所の病院を紹介されることに。

そのとき、初めて先生の口から出た言葉。
「認知症の可能性もあるかもしれませんね。」

——「え?認知症……?」

その瞬間、私の心がザワついたのを今でも覚えています。
そして紹介状を手に、認知症専門の病院へ行くことになるのですが……

「母には、いったいどう説明すればいいんだろう?」
そんな思いが頭の中をぐるぐると巡っていました。

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