ケアマネージャーさんとは、
介護の相談や支援を受けるための窓口のような存在です。
介護認定を受けたあと、家族の状況や希望を聞いてくれ、
必要なサービスを一緒に考えてくれる心強い存在でした。
そんなケアマネさんとの出会いで、
「これで少しは楽になれるかもしれない」と思った矢先のこと。。。
また、新たな壁にぶつかったのです。
つくづく感じたのは、周りのサポート体制がどれだけ整っても、
実際にそれを“受け入れる側の感情”が動かなければ、
前には進まないということ。
私の父は昭和初期生まれ。
その世代の男性特有の“プライド”が強く、
会社では部下に偉そうに振る舞うこともあったようです。
でも、家庭では当然そんな態度は通用しません。
それでも時折、その名残が出てしまい、
母に対しても少し偉そうに接してしまうことがありました。
ところが、うちの母は意外と気が強く(笑)、
そういう時はハッキリと注意していました。
そんな二人の関係性を見てきたからこそ、
父にとって「女性にアドバイスされる」こと自体が無意識の
抵抗になっていたのかもしれません。
だからこそ、女性のケアマネジャーさんとの関係が
少しずつ難しくなっていったのです。
けれど当時の私は、まだそのことに気づいていませんでした。

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